オレキゾクドットコム

スペイン大使館でワーキングホリデービザの条件や必要書類について確認し申請してきた

time 2017/08/30

スペイン大使館でワーキングホリデービザの条件や必要書類について確認し申請してきた

2017年4月5日、スペインと日本との間でワーキング・ホリデー制度が締結された。
その後、なかなか詳細が発表されないもどかしい時間が流れていたが、6月28日に詳細が発表され、7月1日からワーホリビザ申請受付を開始した。

スペイン大使館のウェブサイトに詳細が掲載されている。
ワーキング・ホリデービザ | スペイン大使館

実際にスペイン大使館まで2度足を運び、スペインワーキングホリデービザの申請をしてきたので、申請条件や必要書類についてここで詳しく解説する。

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデーについて、Wikipediaでは以下のように説明されている。

ワーキング・ホリデー (英語: Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。

上限年齢が25歳までというのは聞いたことがないのでおそらく誤り、あるいは過去の情報。
また、オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは上限年齢35歳まで引き上げられる予定。
カナダ人の友人いわくカナダではワーホリの上限年齢は35歳までが普通ということなので、日本の制度も今後変更されるかもしれない。

また、スペイン大使館のウェブサイトでは以下のように説明されている。

ワーキング・ホリデー制度の導入により、希望者に対して、入国の日から最長一年間スペインでの滞在が許可されます。滞在目的は主として休暇を過ごすためとなりますが、旅行資金を補うために必要な限りにおいて,スペインの法令に従って、就労することが認められます。

スペイン語圏の国として、日本とワーホリ制度を締結したのはスペインが初めて。
アルゼンチンとも同じく今年に締結したが、詳細についてはまだ発表されていない。

必要書類・条件等

ワーホリビザ申請条件に関して、スペイン大使館のウェブサイトでは以下のように説明されている。

申請者は、在京スペイン大使館領事部にて、申請手続きを行うこととする。申請には以下の条件を満たしていなければならない。

  • 日本国籍を所有し、かつ日本に在住していること。
  • ワーキング・ホリデー査証申請時の年齢が十八歳以上、三十歳以下であること。
  • 被扶養者を同伴しないこと。
  • 有効な旅券を所持すること。
  • 帰国のための切符、又はそのような切符を購入するための十分な資金を所持すること。
  • 受入国スペインにおける滞在の当初三箇月間に生計を維持するための月毎最低€532.51、合計€1,597.53に相当する資金を所持すること。
  • 以前にワーキング・ホリデー査証の発給を当該締約国政府から受けていないこと。
  • 健康であることが医療診断書により確認されること。
  • 犯罪経歴を有しないことを申告すること。

滞在終了時に受入国スペインを出国し、かつ、滞在する間に在留資格を変更しないこと。

必要書類は以下のとおり。

  • 査証申請書:必要事項をすべて記入し、申請者本人がパスポートと同じ 署名をすること。スペインへの入国日は予定日を記入。
  • 写真(4.5x3.5)1枚。申請書右上に貼付すること。(カラー写真で、背景が白色)
  • パスポートとコピー1部 (写真と個人データの頁。記述がある場合のみ追記の頁もコピーが必要) 。スペインへの入国日より1年以上有効のもの及びビザ用の余白のページ最低2枚。
  • 住民票(発行から90日以内のもの)。申請時点で日本に3ヶ月以上居住していること。
  • 1年オープンの往復の航空券の予約、もしくは往路のみの航空券の予約。往路の予約のみ提出する場合は、復路の航空券代を下記の残高証明書の金額にプラスすること。
  • 経済能力の証明。月額532.51ユーロ相当額以上、最低でも最初の3カ月分の1597.53ユーロ相当額以上のスペインでの滞在費を支弁する能力を証するものとして、下記の内のいずれか1つを選択:

a)残高証明書。(和文でも可)金融機関もしくは郵便局が発行(押印されていないものは不可)
発行日から1ヶ月以内のもの。(原本のみ)
b)本人名義の銀行通帳のコピー(通帳の表紙及び現在までの数ヶ月間の出入金記録のコピー)

  • 健康診断書。大使館作成の雛型に基づいて、医師が記入、署名し、医師及び病院印(別々の印)が捺印された最新のもの。(発行日より1ヶ月以内のもの)(指定病院なし)
  • NIE(外国人登録番号)申請のための申請書EX-15。ワーキングホリデービザ申請と同時に、NIEを申請することが必要。
  • NIE申請費 1,166円
  • ワーキングホリデービザ申請に伴う宣誓書 添付のフォームに記入し、申請者本人がパスポートと同じ署名をすること。
  • 返信用封筒(定型サイズ。宛先、郵便番号、宛名を記入し、82円切手を貼ったもの)。審査結果を郵送するため。

※上記申請書類の補足として、スペイン滞在の最初の期間の宿泊証明書を提出することも可能。
※本人出頭(2回):申請者本人は、必ず当大使館に出頭の上、申請・受領して下さい。 (郵送申請・受領は不可)。本人が国外にいる場合は申請不可

犯罪経歴の証明に関しては、警察署へ行く必要があるのではないかと思っていたが、実際には自己「申告」(誓約書に署名)するだけでいいようだった。

健康診断書は結構厄介だった。
というのも、健康診断書のフォーマットを見ればわかるが、これがただの健康診断書ではなく、以下のような証明が必要なもの。

証明:診断の結果、以下のような疾患は認められませんでした。
a) 国際衛生規則 (ISR) に基づく公衆衛生上に深刻な影響を及ぼす恐れのある疾患。
b) 公共秩序あるいは社会の安全を害する薬物常習、重大な精神異常、猛烈な興奮
状態を伴う精神疾患、譫妄、混乱による幻覚症及び精神疾患。

精神科医がいる病院でなければならない上に、このフォーマットにサインしてくれる病院を探す必要がある。
しかも「指定病院なし」というのが逆に厄介。
スペイン大使館に尋ねてもどこも紹介してくれなかった。

自分が見つけたのは以下の病院。
非常に丁寧・迅速に対応してくれて好印象だった。

IMSグループ 医療法人社団 明芳会
板橋中央総合病院 B館1階 地域健康相談室

都営地下鉄三田線「志村坂上」駅から徒歩1分ほど。
たしか火曜日以外の午前8:30〜10:30のみ対応だったと思うが、もし利用する場合は先に病院へ問い合わせすることをオススメする。

ワーホリビザ発給までの必要日数

ワーホリビザ申請から発給までの必要日数は約8週間。
ただ、入国希望日より90日以上前の早すぎる時期の申請・書類提出は受付できないとのこと。

今現在仕事をしていて
「ビザが取れたら仕事を辞めてワーホリに行こう」
と考えている人には意外と厳しい条件。

ただ、ワーホリビザが発給される場合、入国希望日から1年間のビザが発行されるので、入国日を変更することは大きな問題ではない。

だから、今仕事をしていてビザが取れてから予定を決めようと考えているのであれば、一旦、入国希望日を90日後(余裕を持って88日後とか?)に設定して申請をしよう。

ワーホリビザ申請にかかった費用

写真:700円
住民票の写し:300円
片道飛行機チケット代:53,190円(中国国際航空)
健康診断書:4,126円
NIE申請費:1,166円
その他交通費やコピー代・切手代など:5,000円ほど

合計で約65,000円ほどがかかったが、そのほとんどが飛行機のチケット代だった。

まとめ

ワーホリビザの申請については常に最新の情報をスペイン大使館に確認してほしい。

スペイン大使館へはビザ申請時と受取時の最低2回は本人が行く必要がある。
ただし、細かい内容の確認などのため、できれば申請前に一度自分で足を運んで、申請書類などをもらいつつ、わからないことを確認することをオススメする。

ただ、スペイン大使館は窓口が2つしかないため、混んでいるときは平気で1時間以上待ちになる。
空いているときは入ってすぐに対応してもらえる。
こればっかりは運次第。

スペイン大使館 領事部
〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29
TEL 03-3583-8531
FAX 03-3582-8627
受付時間:土日祝日以外の9:30〜12:30
電話での問い合わせ:9:00~17:00

また、ビザ申請時には基本的にパスポートを預けることになるが、旅行の予定などがある場合は預けなくても大丈夫。
ただし、査証認可通知書が届いたら、通知書発行日の60日以内にスペイン大使館へパスポートを持っていくか、送る必要がある。
パスポートの返却には5営業日ほどかかるので注意が必要。

スペインワーホリビザの申請者がどの程度いるのかは不明だが、年間500のビザの発行を予定しているとのことなので、興味のある人はぜひ申請みてほしい。

※追記
申請から約6週間で認可の通知が届いた。
関連記事:スペインワーホリビザ当選!認可までの期間や難易度は?

down

コメントする




人気の記事



ランキング

クリックして応援をお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ


カンファレンスバナー