ホテル暮らしの費用は賃貸より低い!メリットや注意点、住民票問題も解説

ホテル

筆者は今まで世界中を転々として生活をしてきましたが、コロナの影響で日本でしばらく生活することになりました。

そんな中、「いつまで日本にいるかわからないし、同じ場所にずっと住むのはいやだからホテル暮らしはできないか?」と考え、今までホテル暮らしを続けてきました。

ノマドワーカーなどのもともと家を持たなかった人たちだけでなく、最近は会社員の人たちもホテル暮らしに興味があるようでよく質問を受けるようになりました。

そこでこの記事では、ホテル暮らしの費用や安いホテルの探し方、気になる住民票についてなどを解説します。

筆者
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これからホテル暮らしをしようかと考えている人には全力でおすすめしたいです!

賃貸よりも費用を抑えて魅力的な立地に住んだり、家事を手放したり、インターネットや水道などの契約を考えたりする必要もなくなります。

固定費がなくなるので旅行時のホテル代もあまり気にならなくなるため、旅行好きの方には特におすすめです。

最近話題のホテル暮らしとは?

まずは、この記事での「ホテル暮らし」を定義します。

ホテル暮らしとは、自宅を持たずにホテルで暮らしている状態のことです。

ホテル暮らしをしている人のことを「ホテル住まい」や「ホテル生活者」、「アドレスホッパー」などと呼びます。

コロナ前からも一部のノマドワーカーやアドレスホッパーがホテル暮らしをしていましたがあまり一般的ではありませんでした。

しかし、コロナ禍で働き方やライフスタイルが見直される中、「そもそも家を持つ必要はあるのだろうか?」という疑問を持ち、ホテル暮らしを検討する人が増加してきました。

ホテル住まいに向いている人とは?

筆者はノマドワーカーとして1年以上ホテル暮らしを続けてきました。

そんな中で、ホテル暮らしに向いている人とそうでない人がいることが少しずつわかってきました。筆者が考えるホテル暮らしに向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 新しい環境や刺激を好む
  • 収集癖がなくミニマリストを志向
  • 家具や寝具に強いこだわりがない
  • 自己管理ができる

また、会社勤めをしていても通勤範囲内でホテル暮らしをすることも可能ですが、パソコンひとつでオンラインで仕事ができるノマドワーカーやリモートワーカーの方がホテル暮らしに向いています。

ホテル暮らしのメリット

自宅を持たずにホテル暮らしをするメリットは何でしょうか?

これはライフスタイルや属性によっても変わってくると思いますので、筆者の簡単なプロフィールを先にご紹介しておきます。

  • 30代/独身/持ち家なし
  • Web系フリーランスでパソコンがあればどこでも仕事可能
  • 以前は東京都内で会社員として毎日通勤

ここでは、筆者が考えるホテル暮らしをするメリットを解説します。

ホテル暮らしのメリット1:家事から解放される

ホテル暮らしをすると、部屋の清掃はホテルの方がしてくれます。

また、キッチンなどがついているところでも簡易的なものがほとんどなため、料理をすることも減ります。

そのため、今まで掃除や料理などの家事に使っていた時間から解放されます。

部屋の清掃やゴミ捨て、トイレや浴室の掃除など、地味にストレスになる家事から解放されることで自分の時間を作れるのはホテル暮らしの大きなメリットのひとつです。

ホテル暮らしのメリット2:賃貸よりも費用が下がる

現在はコロナ禍の影響もあり、ホテル代がかなり下がっています。

そのため、東京の一等地のビジネスホテルなどにも1ヶ月10万円程度でホテル住まいをすることが可能です。

この費用には、インターネットや水道光熱費なども含まれています。

さらに、賃貸を契約する場合は、敷金・礼金・仲介手数料などで家賃の3〜6ヶ月分程度の初期費用がかかりますが、ホテル暮らしの場合はこういった費用がかかりません。

また、家具なども購入する必要がありません。

最近のホテルは、コーヒーなどのドリンクサービスがあるところも多く、筆者が宿泊していたホテルでは朝食までついているところもありました。

このように、実はホテル暮らしの方が賃貸よりも費用が下がることがあるのも大きなメリットのひとつです。

ホテル暮らしのメリット3:気軽に引っ越しが可能

ホテル暮らしをする場合は、数ヶ月単位の特別な契約をする場合を除いて、翌日にでも引っ越しをすることが可能です。

筆者のように飽き性な性格の場合には、いつでも引っ越しができるというのは心理的に大きくプラスに働きます。

毎日の仕事がルーティンワークになってしまっても、住んでいる環境を変えるだけで新たな刺激を受けることができ、毎日の生活に退屈しなくなります。

ホテル暮らしのメリット4:気軽に旅行ができるようになる

通常、賃貸や持ち家などで自宅がある場合、毎月、家賃やローンを払うことになります。

その場合、長期で旅行に出かける場合、家賃やローンを支払いながら、追加で旅行先のホテル代を払う必要があります。

例えば、毎月12万円の家賃を払いっていて、1週間旅行に出かけてホテル代が1泊1万円だった場合、その月は合計で19万円の支払いが必要です。

一方で、ホテル暮らしをしている場合は、普段は月12万円(1泊4千円)のホテルで暮らしていても、1週間の旅行中はそのホテル代を払う必要がありません。旅行中のホテル代が1泊1万円だった場合、1泊6千円プラスで払えばいいことになり、その月の合計支払い額は16万2千円になります。つまり、自宅がある場合よりも2万8千円の節約が可能です。

また、旅行の際も、普段住んでいるホテルと同じ金額のホテルに宿泊する場合は、交通費以外はお金がかからないことなります。

このように、旅行にかかる費用的負担が減ることで、気軽に旅行ができるようになります。

ホテル暮らしのデメリット・注意点

それでは、逆にホテル暮らしをするデメリットや注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?

ホテル暮らしのデメリット1:健康管理が難しい

筆者は昔から「健康オタク」で、ジムには10年以上通っていますし、ヨガも8年ほど続けています。

また、食事にも気をつかっていて、今までさまざまなサプリメントやスーパーフードも試してきました。

しかし、ホテル暮らしをしながら転々としていると、定期的に同じジムに通うことは困難ですし、なかなか料理もできません。移動により生活リズムが狂ってしまうこともあります。

そのため、自宅を持っている場合と比べて、健康管理が難しくなると感じています。

しかし、ジムがついているホテルや簡易キッチンがついているホテルを選択することで、ある程度の問題は解決できます。

筆者の場合は、弁当箱型の炊飯器兼スチーマーを使って、キッチンがないホテルでも簡単な調理をすることもあります。

また、生活リズムを崩さないためには、なるべく遅い時間の移動を避けることが重要だと感じています。

ホテル暮らしのデメリット2:多くのものを持てない

スイートルームなどの大きな部屋を除いて、基本的にホテルの部屋にはあまり収納スペースがありません。

また、ホテル暮らしをする場合、頻繁に移動することも多くなります。

そのため、どうしても持ち物を減らす必要性があります。

筆者の場合は、大きいスーツケースひとつに収まる程度の荷物で生活をしています。

それ以外にも本や季節ものの服など、いつも必要なわけではないけれど捨てるわけにはいかないものは、東京の貸し倉庫に保管してあります。

持ち物を減らさなければいけないのはデメリットでもありますが、強制的に不要なものを減らすことは、結果的に選択のストレスを減らすことにもつながり、ある意味ではメリットとなり得るかもしれません。

ホテル暮らしのデメリット3:エンゲル係数が高くなりやすい

ホテル暮らしをしていると、料理をする機会は極端に減ります。

ホテルでの食事を含めた外食が増えるため、どうしてもエンゲル係数(家計の消費支出に占める食料費の比率)が高くなりがちです。

しかし、筆者の場合は、朝食つきのホテルに宿泊したり、簡単な調理あるいは調理不要で食べられるものを部屋で食べることで食費を抑えています。

その結果、会社員時代に東京の賃貸でひとり暮らしをしていたときと大きく変わらない程度の食費に収まっています。

ホテル暮らしにかかる費用の目安

ホテル暮らしに憧れや興味があっても実際に行動に移さない一番の理由はホテル暮らしの費用が心配だからかもしれません。

実際、筆者がホテル暮らしをしていることを話すと、

「お金があっていいね」

「ずいぶん稼いでるんだね」

などと言われることがよくあります。

しかし、実際には、都内の家賃や持ち家のローンとそんなに変わらない金額でもホテル暮らしは十分に可能です。場合によってはそれよりも安いこともあります。

ここでは、ホテル暮らしの予算別にどのようなホテルに住めるのかを解説します。

ホテル暮らし費用が10万円以下の場合

「月10万円以下でホテル暮らしができる」と言うと驚かれます。しかし、実際に都内の中心部でもビジネスホテル生活なら月10万円以下で十分に可能です。

ビジネスホテルに住む場合、部屋は15平米前後と狭めになることが多いです。

筆者の場合は、都心のコンフォートホテルに数ヶ月滞在しましたが、月10万円以下で朝食つきでした。さらにコーヒーなどのドリンクサービスやライブラリー・作業スペースもあったため、非常に快適でした。

他にも以前、アパホテルが定額マンスリープランを月額99,000円で販売していました。全国150以上のアパホテルに泊まり放題だったため、全国各地を旅しても月10万円以内で収めることが可能でした。東急ステイも以前は「1カ月連泊プラン」を月額98,000円で販売していました。

他にもさまざまなホテルがお得なマンスリープランを出しています。

また、探してみると1泊3,000円程度で泊まれるホテルは意外と多くあります。

ホテル暮らし費用が20万円以下の場合

予算が月10万円以上になると、選択肢がかなり増えます。

例えば、赤坂や新橋、神戸、博多などにホテルを展開する「the b」では、マンスリーパスを119,000円で販売しています。

他にも以前、三井不動産が「HOTELどこでもパス」というサブスクを月額15万円で販売していました。

また、これだけ予算がある場合は、無理に1ヶ月などの長期滞在のプランを選択しなくてもさまざまな選択肢があります。

楽天トラベルやYahoo!トラベルなどで検索すれば、コロナ禍の現在、ほぼどのエリアでも1泊5,000円以内のホテルを見つけることが可能です。

20万円程度の予算がある場合は、「平日はビジネスホテルに滞在しつつ、週末は旅館やちょっといいホテルに宿泊する」というスタイルのホテル暮らしも十分に可能です。

ホテル暮らし費用が30万円前後の場合

予算が月30万円前後ある場合は、かなりの贅沢が可能です。

プランが発売されたときに大きく話題になったのが、帝国ホテルの30泊36万円のプランです。

通常は1泊数万円する帝国ホテルの部屋に格安で泊まれるということで、発売から数時間で全99部屋が完売しました。それから何度か再販され続け、常に人気のあるプランです。

宿泊中はジムやプール、駐車場、専属サービスアテンダント、コミュニティルーム、ラウンジでのコーヒーなども無料で利用できます。

他にも、ホテルニューオータニは3食付きの「新・スーパーTOKYOCATION」を30泊75万円で販売したり、京王プラザも朝食付き30泊21万円で「”暮らす”@the HOTEL」を販売したりしました。

また、マリオットホテルグループなど大手のホテルグループに宿泊し続けることで、上級会員になることも視野に入ってきます。

筆者もマリオットホテルの上級会員になっているため、ホテルに宿泊すると朝食が無料になったり、部屋がアップグレードされたり、ラウンジが利用できたり、レイトチェックアウトを無料で行ったりすることが可能になります。

宿泊をひとつのホテルグループにまとめることで、その会員プログラムのポイントがたくさん貯まるので、将来、ポイントを使って無料宿泊をすることも可能になるのも大きなメリットです。

マリオットホテルのプラチナ会員に最速・最安でなる方法は以下の記事でご紹介しています。

ホテル暮らしの住民票問題

ホテル暮らしをする場合は、住民票はどうすればいいのでしょうか?

ホテル次第ではありますが、長期滞在で住む意思があると判断される場合は、ホテルの住所に住民票を置くことが可能な場合があります。

ホテルを転々とするホテル住まいの場合は、ホテルの住所に住民票を置くことはできません。その場合は、実家や友人宅に住民票を置くことが多いです。

また、「住民票を置くだけのサービス」というのは存在しませんが、月額1万円程度の超格安シェアハウスを契約して住民票を置く人もいるようです。

ただし、実際に住んでいないところに住所を置くのは違法状態です。場合によっては住民票が消除されることもありますので注意が必要です。

ホテル暮らしにあると便利なもの

ホテル暮らしをする場合、荷物は最小限にする必要があります。

しかし、ここで紹介しているものを持っているとホテル暮らしが便利で快適になります。

  • 乾きやすい服や下着
  • iPadやKindle
  • アーミーナイフやスプーン、フォーク、はし
  • しょうゆなどの調味料
  • 携帯浄水ボトル
  • タンブラー
  • 調理器具(筆者の場合は弁当箱型の炊飯器・スチーマー)
  • ヨガマットや運動靴
  • ジップロック
  • NetflixやKindle Unlimitedなどのサブスクサービス

ホテル暮らしに便利なものについては、別の記事でさらに詳しく解説する予定です。

ホテル暮らしに向いているホテルとは?

ホテル暮らしには、向いているホテルと向いていないホテルがあります。

また、ホテル内で多くの時間を過ごすのか、ホテルでは寝るだけなのか、その人のライフスタイルによってもどのようなホテルを選ぶべきかは変わってきます。

筆者の場合はホテルを数日に1回変えながら、ホテルの部屋やラウンジ、カフェなどで仕事をしています。

このようなライフスタイルの場合は、以下の点が特に重要になってきます。

  • インターネット環境
  • 部屋のデスク環境
  • 部屋以外での作業環境(ラウンジなど)の有無
  • コインランドリーの有無

また、安心して長期滞在するためには、以下の点も重要です。

  • コインランドリーの有無
  • セキュリティの高さ
  • 接客の良さ

ホテルで食事をしたい場合は、以下の点も考慮する必要があります。

  • 朝食の有無
  • ホテル内レストランの有無
  • キッチンの有無

ホテル長期宿泊の安いプランを探す方法とは?

長期宿泊のお得なプランを探す場合、OTA(楽天トラベルなどのオンライン旅行代理店)で検索するかサブスクを利用するのが王道です。

OTAを使ってホテル暮らしを安くする方法

楽天トラベルなどのOTAを使って5泊や1週間などの長期滞在の検索をすると、思わぬ掘り出しものを発見できるときがあります。

筆者が以前見つけたものでは、ドミトリーでも1泊3,000円程度する温泉宿が、5泊以上の宿泊では、個室が1泊2,000円以下になるプランがありました。

行きたいエリアと期間を決めて、楽天トラベルやBooking.comなどで検索してみてください。

楽天トラベルには長期滞在プランは掲載されていないのにBooking.comには掲載されている場合もあるので、複数サイトを検索するのがおすすめです。

また、OTAを横断して検索できるトラベルコやトリバゴを使って検索するのもいいでしょう。ただし、長期滞在プランはトラベルコなどでは表示されないことが多いので注意が必要です。

サブスクを使ってホテル暮らしを安くする方法

筆者は、「HafH(ハフ)」という旅のサブスクを使ってホテルに宿泊することが多いです。以前は月額82,000円でコンフォートホテルなどでホテル暮らしが可能だったのですが、現在はプランが複雑になり、HafHだけでホテル暮らしをするのは困難になってしまいました。

HafHについては以下の記事で詳しく解説しています。

他にも、月額69,800円からホテル暮らしが可能な「goodroom ホテルパス」や各ホテルグループが販売するサブスクサービスもあります。

ホテル暮らしは安くて楽しい!

この記事では、現在ホテル暮らし中の筆者の経験をもとに、ホテル暮らしの実際について解説しました。

もしあなたがホテル暮らしに興味があるのなら、自宅を手放す前に、まずは週末ホテル暮らしから始めてもいいかもしれません。

実際にホテル暮らしをプチ体験することで、「自分はホテル暮らしに向いているのか」「何か不自由することはないか」ということが見えてくると思います。

もしかすると、ホテル暮らしをしながら全国各地を転々とする生活に憧れがあっても、「飛行機代などの費用がたくさんかかるから難しい」と懸念されているかもしれません。

そんな場合は、ポイントサイトでポイントを貯めて、マイルに交換することで、無料で航空券を手に入れましょう。

ホテルの予約や通販でポイントが貯まったり、年会費無料のクレジットカードを発行するだけの数分の作業で1万円分程度のポイントが獲得できたりと、初日で数万円稼ぐのも難しくはありません。具体的な方法は以下の記事でご紹介しています。

ポイントサイトで貯めたポイントを効率的にマイルに交換する方法は以下の記事でご紹介しています。この方法を使うと、2,500円分のポイントが東京-宮崎の片道航空券に、3,000円分のポイントが東京-那覇の片道航空券になります。実際に筆者は東京と宮崎を毎月行き来しながらサーフィンと仕事を両立する多拠点生活をしばらくしていました。

「ホテル暮らしはしてみたいけど仕事で難しい……」という場合は、思い切ってキャリアチェンジをしてみませんか?

筆者も以前は会社勤めをしていましたが、Webライターの仕事を始めて月収45万円ほど稼げるようになりました。

また、Webライターのスキルを高めたことで、現在では、Webマーケティングの仕事などもしています。

以下の記事では、完全未経験からWebライターになる方法を解説しています。

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