ホテル暮らしってホテルにとって迷惑になるのかな?
ホテルに迷惑になる行為にはどんなものがあるんだろう?
こんな疑問を解決する記事です。
結論からお伝えすると、ホテル暮らしは迷惑ではありません。
むしろホテルにとってもメリットがあります。
しかし、ホテル暮らしの迷惑行為は意外と多く存在するので確認しておきましょう。
筆者はホテル暮らし3年目です。
自身の経験や聞いた話からホテル暮らしの迷惑行為を解説します。
ホテル暮らしは迷惑なのか?
ホテル暮らしは迷惑ではありません。
むしろ長期で滞在してくれるホテル暮らしをする顧客が多ければ多いほど、空室リスクが減ってホテルの運営は安定するメリットがあります。
また、ホテル暮らしをしている人はホテルについても熟知している人が多いため、迷惑行為を行う可能性も通常の宿泊客より減るため好ましい上客と言えます。
最近では、帝国ホテルのような超高級ホテルでもホテル暮らしのための長期滞在用プランを用意しています。
ホテル暮らしは迷惑どころか、むしろホテル側はホテル暮らしを積極的に推進していると言えるでしょう。
ホテル暮らしの迷惑行為10選
最近ではホテル側が積極的にホテル暮らしを推進しているとはいえ、迷惑行為は困ります。
ここでは、ホテル暮らしの迷惑行為を解説します。
1.騒音は迷惑
多くのホテルでは、隣室や廊下の音が部屋まで聞こえてしまうことがあります。
そのため、客室内で大音量で音楽を聴いたり、廊下で大声で出す行為は迷惑です。
ホテル暮らしをする場合は、他人に迷惑をかける騒音には注意しましょう。
2.香水は迷惑
部屋についた香水のにおいはなかなか取れません。
そのため、ホテル暮らしで日常的に香水を使う場合は、部屋ににおいが残らないように、使うとしても少量にとどめるようにしましょう。
あまりに香水のにおいが強いと部屋ににおいが残るだけでなく、エレベーターやロビーなどで居合わせる人にとっても迷惑になってしまいます。
3.喫煙は迷惑
現在、ほとんどのホテルは全室禁煙になっています。
全室禁煙のホテルに喫煙者が宿泊する場合は、喫煙場所がホテル内にあればそこで、なければホテル外で喫煙するようにしましょう。
その際も、服にタバコのにおいが残っているとエレベーターに居合わせた人などに迷惑がかかるので注意が必要です。
また、禁煙ルームで喫煙をすると数万円の罰金が発生します。
もちろん喫煙ルームが用意されていて喫煙ルームに宿泊している場合は、客室内で喫煙して問題ありません。
4.ペット同伴は迷惑
一部のペット同伴可能なホテルを除いて、ホテルの客室にペットを同伴する行為は迷惑です。
たとえばホテルに内緒で猫を客室に宿泊させてしまったとすると、鳴き声による騒音やおしっこなどによる汚れが迷惑なだけでなく、次に宿泊する人に猫アレルギーがあった場合、取り返しのつかない事態になってしまう恐れもあります。
どうしてもペットとホテル暮らしをしたい場合は、ペット同伴可能なホテルを選びましょう。
5.暴言・暴力は迷惑
ホテルのスタッフに対する暴言や暴力は迷惑です。
ホテル暮らしをしているとホテルの至らない点が目につくこともあります。
しかし、そういった場合も暴言を吐いたり暴力を振るったりするのではなく、相手の立場を考えてやさしく指摘するようにしましょう。
暴言や暴力の度が過ぎればホテル側から訴えられる可能性もあります。
6.不払い客は迷惑
ホテル暮らしをしていると宿泊期間を何度も延長することになるかもしれません。
その場合、基本的には事前にある程度まとめて宿泊料金を支払う必要があります。
何かと理由をつけて事前払いをしない宿泊客はホテルにとって迷惑です。
不払いでホテルに迷惑をかけないようにしましょう。
7.泥酔者は迷惑
ホテル暮らしをしていると、ときには酔っ払ってホテルに帰ったり客室で酔っ払ったりすることもあるでしょう。
しかし、酔っ払った状態でホテルの共用部分を使うと迷惑です。
また、大浴場やジムなどは泥酔者の使用を禁止しています。
酔っ払った場合は、部屋で大人しくするようにしましょう。
8.宿泊者以外の入室は迷惑
基本的にホテルの客室には宿泊者以外は入室できません。
そのため、ホテル暮らしをしている場合に宿泊者以外を客室内に招き入れる行為は迷惑です。
ホテルのルールに従い、宿泊者以外の人とホテルで会う場合は、ロビーなどの共用部分で会ったり会議室などを借りたりするようにしましょう。
9.ベッドの上での飲食は迷惑
客室内のベッドの上での飲食は迷惑です。
ベッドに飲食物をこぼしてしまうとシーツが汚れるだけでなく、場合によってはベッド本体まで汚損してしまう可能性があります。
客室内で飲食する場合は、イスとテーブルを使うようにしましょう。
10.火を使うのは迷惑
客室内で火を使うのは迷惑です。
具体的には、アロマキャンドルや誕生日ケーキのろうそくなどの客室内での使用です。
客室で火を使うと危険な上に、アロマキャンドルの場合はにおいが残ってしまう可能性もあります。
ホテル暮らしをしている有名人
有名人の中にはホテル暮らしをしている人やしていた人がいます。
たとえば以下の人々がホテル暮らしをしています(いました)。
- デーブ・スペクター(タレント)
- 中村富十郎(歌舞伎役者)
- 堀江貴文(ホリエモン)
- 矢崎滋(俳優)
- 大和悠河(元宝塚歌劇団)
- 淀川長治(映画評論家)
これらの有名人がホテル暮らしを公言していることからも、ホテル暮らしが迷惑ではないことがわかります。
ホテル暮らしを選ぶ理由とは?
それでは、なぜわざわざホテル暮らしを選ぶのでしょうか?
もちろん人によって理由はさまざまですが、ホテル暮らしには、主に以下のようなメリットがあります。
- 面倒な契約が不要
- わずらわしい掃除などの家事が不要
- 家政婦を雇うよりも割安
- 場合によっては賃貸よりも割安
- 気軽に引っ越しが可能
ホテル暮らしの費用やメリットについてはこちらの記事で解説しています。
ホテル暮らしは迷惑ではないが迷惑行為に注意!
本記事では、ホテル暮らしの迷惑行為を解説しました。
近年人気が上昇しているホテル暮らしですが、ホテル側に迷惑をかけないように気をつけましょう。
ホテル暮らしに欠かせない、ホテルの長期宿泊が割安になるホテルのサブスクについてはこちらの記事で解説しています。
また、ホテル暮らしの費用やメリットについてはこちらの記事で解説しているのであわせて読んでみてください。