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Webライターの仕事って、完全に未経験からでもできるのだろうか?
具体的なWebライターの始め方や、どれくらい稼げるかの目安なんかが知りたいな。
経験者さん教えてー!
こんな疑問を持ったWebライター初心者のあなたに向けて書いています。
この記事はで、コロナの影響で仕事をなくしてしまい、コロナ禍に完全未経験からWebライターを始めた筆者が、自分自身の経験談をもとに初心者向けにWebライターの始め方を解説します。
今や「ノマドワーカー」として旅しながらフリーライターとして生活できるようになった筆者ですが、その流れはざっくり言うとこんな感じです。
- 完全未経験からWebライターをスタート
- 文章を書くのには少し苦手意識があった
- 初月から文字単価1円以上で月収5万円達成
- 経験1年で最大文字単価は7.5円、記事単価1万円〜3万円
- 最大月収は45万円以上
おそらくこの記事を読んでいるあなたと同じかそれ以下の状況からスタートし、月収45万円を超えることができました。
再現性はかなり高いと考えています。
あなたも「Webライターになりたい」と思っているのであれば、この記事で解説している「Webライターの始め方」に沿って進めていけば、初心者からでも数ヶ月〜1年程度で、副業どころか本業にできるほどWebライターとして稼げるようになるはずですよ。
おすすめクラウドソーシング
Webライターとは
「Webライターの始め方」を解説する前に、Webライターとはどのような職業なのかを簡単にご紹介します。
Webライターとは、インターネット上で公開される記事を書く仕事です。具体的には、ニュースサイトに掲載される記事や、さまざまな企業の持つオウンドメディアに掲載される記事、個人ブログの記事などがあります。
「ライター」のプロになるためには、文章を書く訓練を何年もしなければならないように感じるかもしれませんが、Webライターには、文章力だけではなくさまざまなことが求められるため、必ずしも美しい文章が書ける必要はありません。
実際、筆者も文章を書くのは決して得意ではありませんでしたが、多くの案件で半年以上継続してお仕事をいただいています。
Webライターには誰でもなれるので安心して読み進めてください。
【かんたん3ステップ】Webライターの始め方
Webライターとして初月から5万円、最大月収45万円を稼いだ筆者ですが、Webライターになるためにやったことはたったの3ステップでした。
ステップ1:クラウドソーシングサイトに登録する
まずは、 ランサーズ や クラウドワークス のような「クラウドソーシングサイト」に登録します。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい企業や個人と、その仕事を受注したい人をつなげるプラットフォームです。
クラウドソーシングサイトに登録したらプロフィールを入力し、実際に自分が書けそうな案件に応募します。
ステップ2:実際に仕事を受ける
最初のうちは応募してもなかなか仕事が決まらないかもしれませんが、「10件応募して1件採用されれば十分」くらいの気持ちでたくさん応募しましょう。
採用されたら、指示に従って記事を執筆します。場合によっては「テストライティング」と言って、最初の数記事は仮採用のような形で仕事を受けることもあります。
初心者向けの案件の場合は、マニュアルがある場合も多く、マニュアルと構成に沿って記事を執筆します。
提出した記事に修正が必要な場合は、指示に従って修正し、校了を目指します。
クラウドソーシング上で「完了報告」をすることで、記事執筆の代金が支払われます。
ステップ3:勉強しながら仕事で成長する
最初のうちは、とにかく丁寧に記事を執筆しましょう。
Webライターとしての知識は不足していても、「誤字脱字を出さない」「同じ指摘を2度されない」など、当たり前のことを当たり前に行います。
また、案件によって記事執筆に求められる知識が異なります。仕事をしながら文章の書き方を勉強するとともに、SEOなどの専門知識もあわせて学習するようにして、Webライターとしての成長を目指します。
未経験からWebライターになった私の実体験
ここでは、未経験からWebライターになった筆者の収入や仕事内容の変化をご紹介します。
Webライター初心者の1年間の仕事内容の変化
Webライターとしてはじめて受けた案件はヨガ関連の記事執筆でした。筆者はヨガインストラクターの資格を持っているため、自分の知識を活かしながら楽しく書けるのではないかということで応募しました。
その後は、デザイン関係や語学関係、ビジネス関係(HRやブランディング)、IT関係、インタビュー記事の執筆を行いました。
基本的には自分の得意分野の記事を書くことが多かったです。そのため、専門知識を必要とする記事執筆も多く、自然と文字単価も高くなりました。
また、最初のうちは自分ができそうな案件を見つけて応募していましたが、途中からは、筆者のプロフィールを見てくれた方からお問い合わせがあり、仕事につながることが何回もありました。
現在では、継続のお仕事で手一杯のため、今年に入ってからは、自分から案件を探して応募することはしていません。
Webライター初心者の1年間の収入の変化
筆者がWebライターを始めてから1年間の文字単価と平均月収の変化は以下のとおりです。
ライター歴 | 文字単価 | 平均月収 |
---|---|---|
〜3ヶ月 | 1円 | 5万円 |
3ヶ月〜半年 | 1円〜3円 | 12万円 |
半年〜1年 | 3円〜7.5円 | 25万円 |
筆者は、Webライターを始めてから1年も経たないうちに最高月収45万円を記録しました。しかし、それは入金のタイミングが重なったためで、平均にすると月収は25万円程度です。
「月収25万円は少ないな」
と感じた方もいるかもしれませんが、筆者のWebライターとしての平均労働時間は1日3〜4時間でした。時給換算する2,000円以上と悪くないと思いますし、フルタイムで働くのであれば、十分に本業としてWebライターだけで生きていくためのお金を稼ぐことが可能です。
Webライターの仕事の流れ
Webライターとして活動する場合の一般的な流れは以下のとおりです。
step
1クラウドソーシング上で応募
ランサーズ や クラウドワークス で記事執筆の案件を検索します。
「自分でも書けそう」「やってみたい」と思う案件があれば積極的に提案します。
step
2テストライティング
はじめてのクライアントさんの案件で採用されると、多くの場合は「テストライティング」を行うことになります。
指示に従って記事を執筆します。
報酬も支払われますが、本採用の場合よりも低額に設定されている場合がほとんどです。
step
3本記事の執筆
テストライティングに合格すると本記事の執筆です。
指示に従って記事を執筆し、提出します。
step
4記事の修正
提出した記事に問題がなければこのステップは発生しません。
修正が必要な場合は、指示に従って修正をして再提出します。
step
5報酬の支払い
すべての修正部分がクリアになると校了となり、報酬が支払われます。
お疲れさまでした。
step
6継続依頼
ほとんどの場合、記事執筆の案件は単発ではなく長期的に継続されます。
記事の品質に満足してもらえると継続的に記事の執筆依頼がきます。
「週に何本書けるか」など、事前に伝えておくとその後のやりとりがスムーズになります。
未経験Webライターが仕事を受注するための6つのポイント
未経験者がWebライターとして仕事を受注するために、心得ておきたいポイントが5つあります。
プロフィールを充実させる
未経験者がWebライターとして仕事を受注するには、ほとんどの場合、クラウドソーシングを利用することになります。
クラウドソーシングで記事執筆の案件を探して応募することになりますが、依頼者としては、どこの誰だか全くわからない人に発注するのは不安です。
そのため、自分がどんな人間が伝わるように、クラウドソーシング上のプロフィールはなるべく充実させましょう。また、できることなら本人の画像を載せましょう。安心感が向上します。
ちなみに筆者の ランサーズ でのプロフィールはこれだけ長文で書いています。
提案文は全力で書く
クラウドソーシング上で案件に応募するときに「提案文」を書いて送ります。
この提案文は、就職や転職活動の際に作る履歴書と似たような役割を持っています。
そのため、いかに自分がその案件に相応しいか、また、どれだけその案件をやりたいという熱意を持っているかを全力で提案文に書くようにしましょう。
個人的な感覚としては、10個の案件に定型文を送るよりも、1個の案件に魂を込めて作った提案文を送った方が効率的に案件を獲得できると感じています。
返事はなるべく早くする
提案文を送ったあとに、依頼者から質問のメッセージが届くことがあります。
依頼者は、まだあなたのことをよく知らないので、しばらく返事が来ないと不安になってしまい、あなたを採用するのを躊躇してしまいます。
そのため、メッセージが来たらできる限り早く返信をするようにしましょう。
納期は絶対に守る
無事に採用されたら、指定された期日までに必ず記事を納品するようにしましょう。
最初の印象はとても大事なので、できることならば、納期よりも数日前に提出するのが理想です。
依頼者から提案された納期までに執筆できる自信がない場合は、事前に相談すれば問題ありません。依頼者によっては、記事の執筆にどれくらいの時間が必要なのかを理解していない場合もあります。
高評価を積み上げる
記事執筆を依頼してもらったら、できるだけ品質の高い記事の執筆を心がけるのはもちろんのこと、依頼者とのやりとりも円滑に行いましょう。
クラウドソーシングでは、納品後に支払いが完了すると、お互いに評価をするシステムがあります。ヤフオクなどの評価と同じようなシステムです。
高評価がたくさんあるWebライターには安心して依頼ができるため、高評価を積み上げることで仕事を獲得しやすくなります。
また、 ランサーズ では、利用者の実績に応じてランクづけが行われています。「認定ランサー」という一番高いランクになると、さらに仕事が獲得しやすくなります。まずは、毎回高評価をもらえるように全力で仕事をこなし、いずれは認定ランサーを目指してください。
初心者Webライターが稼ぐための6つのポイント
ここまでは、未経験Webライターが仕事を受注するためのポイントをご紹介してきました。ここでは、仕事を受注できるようになった初心者Webライターが、さらに稼ぐためのポイントをご紹介します。
文字単価1円未満の仕事は受注しない
「Webライターは稼げない」と言っている人の話をよく聞くと、異常に安い文字単価で仕事を受けています。具体的には、文字単価が1円未満の記事執筆です。
私がTwitterで見た人の話によると、その方はWebライターとして活動をして数ヶ月で、非常に多忙です。しかし、文字単価0.1円で継続的に仕事を受注しているため、ほとんど稼げていないとのことでした。
当たり前ですよね。文字単価0.1円で3,000文字の記事を毎日1記事、月30記事書いたとしても、たったの9,000円しか稼げません。しかも、このペースで記事を執筆していると、勉強する時間も作れず、自ずと記事の品質も下がってしまいます。そのため、Webライターとして成長できず、文字単価を上げるのも困難になるでしょう。
クラウドソーシング上での高評価を積み上げるために、最初の2〜3件は、1記事数百円などの超低料金で受注しても問題ありません。しかし、そういった案件は継続受注しないようにしましょう。
専門分野を活かす
Webライターとして文字単価や記事単価を向上させるには、ほかのWebライターにはない付加価値を提供する必要があります。
誰でも書けるような記事は、一般的に文字単価が低くなります。
一方で、記事執筆にそれなりの知識や経験が必要になる記事では、文字単価が高くなる傾向にあります。例えば、極端な例にはなりますが、弁護士資格や医師免許を持っていれば、簡単に文字単価5円以上の仕事を獲得できます。
でも、弁護士資格や医師免許のような特別な資格や知識は持ってないよ。
という方も、もう一度あなたの知識や経験を棚卸ししてみてください
筆者の場合は、以下のような知識や経験が記事執筆につながりました。
- 短期間のプログラマー経験→IT系の記事執筆
- グラフィックデザインの知識→デザインソフトの使い方の記事執筆
- 通信制大学の経営学部卒業→ビジネス関連(HRやブランディングなど)の記事執筆
- TOEIC900点以上取得→英語関連の記事執筆
Webライターに求められる知識を勉強して身につける
Webライターになるのは簡単で、クラウドソーシングに登録してプロフィールに「Webライター」と書けば、あなたも今日からWebライターです。
そんな入口が非常に広い世界のため、Webライターは玉石混合です。というか、ほとんどのWebライターは素人同然と思っていいと思います。
そのため、少し勉強をして知識をつけるだけで、その他大勢のWebライターと大きく差をつけることができます。
Webライターとして生計を立てるのであれば、文字単価3円程度を目指してほしいと思いますが、そのために身につけたい知識はたったのふたつです。
- 記事の基本的な書き方
- SEOの知識
あとは、案件ごとに必要な専門知識を少しインプットすれば大丈夫です。
Webライターは、美しい文章がかけなくても大丈夫です。最低限、読んでいて気持ち悪くならない文章を書けるようになりましょう。
そして、ほとんどのインターネット上にある記事は、SEOでの集客を目的としています。そのため、SEOを理解しているWebライターの需要は非常に高いため、Webライターのプロになるのであれば、SEOの知識は必ず身につけておいてほしいです。
Web用の記事を書くための最低限の知識を身につけるなら『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ』がおすすめです。お値段も安く、Kindle版もあるので、いますぐにでも読んでほしい1冊です。
SEOライティングの知識を身につけるなら『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』で決まりです。マンガ形式でちょっとふざけてるように見えますが、身につけられる知識の量は多く、分厚いにも関わらず読みやすいです。
Webマーケティングについても知識を身につけたいなら、同シリーズの『沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─』がおすすめです。
おそらくこの3冊の書籍のおかげで、筆者の生涯年収は数百万円上がったと思います。
画像の加工もできるようになる
筆者は、10年以上前に短期間ではありますがグラフィックデザイナーとして働いたことがあります。そのため、Adobeの Photoshop (フォトショップ)を始めとした画像加工やデザインソフトが使えます。
Photsohpが使えると、記事に挿入する画像の加工や図表の作成ができるため、Webライターとして重宝されます。
また、多くの場合は、画像の作成は記事執筆とは別料金になるため、1記事あたりの収益アップにもつながります。
Photoshopはサブスクリプションのソフトウェアで、月額が通常価格2,480円と少しお高いです。しかし、なぜかPhotoshopも使える フォトプラン(20GB) は月額1,078円と大幅に安くなっています。筆者もフォトプランを使っています。
Photoshopを始めとしたAdobeのソフトウェアが使えるようになるとWebライターとしての仕事の幅が広がります。まずは7日間の無料体験で実際にPhotoshopに触ってみることをおすすめします。
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上流工程の仕事をできるようになる
Webライターとして実績を積んでいくと、上流工程の仕事内容も徐々に理解できるようになります。
上流工程の仕事には、
- キーワード調査・選定
- 記事の構成作成
- 競合調査
- リライト
- ほかのWebライターが書いた記事の校正
- マニュアルづくり
などがあります。
筆者の場合は、記事執筆依頼をいただいたときに、キーワードの検索ボリュームや競合を調査し、いただいた構成やキーワードに疑問があると、依頼者にその都度質問をしていました。
そして、ある日、新たな依頼者から記事執筆依頼をいただいた際に、いつもと同じように
「このキーワードは検索ボリュームが非常に少ないので、こちらのキーワードをターゲットにしてはどうでしょうか?」
というようなご提案をしたところ、
「実は、SEOについてよく理解していないまま、記事の執筆を5名ほどに依頼しました。このようにSEOについてご提案をくださったライターさんはしばおさんだけなので、よければSEOコンサルという形で、今後の記事執筆についてサポートしていただけませんか?」
という返信をいただきました。
そして、その後もいくつかの依頼者から、同じようにSEOコンサルとしての仕事をもらうようになりました。
筆者はWebライターを始めてまだ1年ちょっとですが、今では収入の半分以上がSEOコンサルなどの上流工程の仕事になっています。
最初は「自分にコンサルなんてできるかな?」と不安でしたが、実際にやってみるとうまく行きました。「ちょっと難しいかも」と思うくらいの仕事に挑戦することでキャリアアップできることもあるはずです。チャンスをもらったら、積極的に挑戦することをおすすめします。
自分のブログを開設する
自分のブログを持っていると、新規の案件に提案する際にポートフォリオとして見せることが可能です。
また、ブログ経由で記事執筆の依頼をもらえる可能性もあります。
そして何よりも重要なのが、ブログを開設して運営することで、Webライターとして武器になるさまざまな知識や経験が身につきます。
例えば、ブログをしっかりと運営しようと思うとWordPress(ワードプレス)の知識が必要になります。多くの依頼者も同じくワードプレスを使ってメディアを運営しているので、記事の執筆からワードプレスへの記事入稿までできると、Webライターとして有利です。さらに、依頼者によってはワードプレスへの入稿に追加料金を払ってくれることがあります。
ほかにも、HTML/CSSやSEOの知識、さらには上流工程のさまざまな知識も身につくため、Webライターとしての仕事の幅が広がります。
ブログの開設や運営は簡単ではありませんが、Webライターとして少し余裕が生まれたら、ぜひ挑戦してもらいたいです。
Webライターになるための勉強方法
Webライターになるには、最初にご紹介したように、クラウドソーシングに登録し、実際に仕事を受け、勉強をしながら成長していくだけです。
ここでは、Webライターを始めるにあたって、どのような勉強をしたらいいのかをご紹介します。
まずは記事の書き方を理解する
普段書く文章と記事執筆のための文章は、考え方が少し異なります。
そのため、記事執筆のための文章力を身につける必要があります。
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ』は、Webの記事向けの文章力をつけるのに最適です。
Webライターを始める前に読んでおくことをおすすめしますが、Webライターとしてしばらく活動したあとに再度読み直すと、「そうか!」と思うことがいくつもあるはずです。
定期的に読み直したい、Webライターのバイブル的存在です。
SEOライティングを理解する
記事執筆の基礎が理解できたら、次はSEOライティングについての知識を身につけましょう。
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)のことで、Googleなどの検索エンジンで上位に表示させるための技術です。
そして、SEOライティングとは、検索エンジンで上位表示されるための記事執筆のことです。
ほとんどの依頼者は、Webライターに依頼した記事が、狙ったキーワードで上位表示されることを期待しています。そのため、SEOライティングができるWebライターには付加価値があります。
SEOは常に変化する領域で、完全なる正解がない世界です。それでも、根本的な考え方を理解するには『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』を読めば十分です。
現時点では、「SEOを攻略する」ということは「Googleを攻略する」ということです。沈黙のWebライティングを読めば、小手先のSEOテクニックではなく、Googleの考え方を理解することでSEOを攻略する、正攻法のSEOライティングを学ぶことができます。
全Webライター・ブロガーにおすすめしたい、必読の一冊です。
SEO全般の知識を身につける
ここまでに紹介した2冊をこなせば、Webライターとして必要な知識はほぼ身についていると言っても過言ではないと思います。
しかし、欲を言えば、SEOライティングだけでなく、SEO全般についても理解したいところです。
なぜなら、いくら検索エンジンに最適化した記事を書いたとしても、サイト全体として最適化されていない場合、なかなか検索順位を上げられないことがあるからです。
そんなときに、SEO全般の知識を持っていれば、依頼者に対して記事執筆以外の部分でアドバイスすることが可能になります。
そして、そのアドバイスが的確であれば、依頼者はあなたをSEOコンサルタントとして雇うことを検討するはずです。
このように、Webライターの仕事だけでなく、上流工程の仕事を獲得するためにも、自分でブログ運営などをしていくためにも、ぜひ、SEO全般の知識を身につけてください。
SEO全般の知識を身につけるには、『現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル』がおすすめです。SEOライティングだけではなく、SEOに関するさまざまな知識を学べます。
ただし、SEOは常に変化し続けていますので、この本を読むだけでは不十分です。日々のインターネットからの情報収集もあわせて行いましょう。
クラウドソーシング以外で仕事を受注する方法
「Webライターになるにはクラウドソーシングで仕事を受注すればいい」と言いましたが、もちろん、それ以外の方法で受注することも可能です。
Webライターとして少し経験を積んだら、ほかの方法で仕事を受注する方法も検討してみてください。
クラウドソーシングでは気軽に仕事が受注できる一方で手数料が取られてしまいます。直接受注することでその手数料を節約することが可能になります。ただし、直接受注する場合は、請求書の発行や入金確認などの面倒な作業が発生することに注意してください。
ブログ経由で仕事を受注する
初心者Webライターが稼ぐためのポイントのひとつとして「自分のブログを開設する」ことをご紹介しました。
そこでも触れましたが、ブログを運営していると、そのブログを見た読者から、記事執筆の依頼が来ることがあります。
筆者の場合は、「独学でTOEIC900点以上を取得した方法」についてブログの記事にしていたところ、ある大手メディアから、「英語の勉強方法について記事を執筆してほしい」とご依頼いただきました。
その記事執筆は、筆者自身の経験から執筆が可能だったため、リサーチ時間はほぼゼロ。文字数制限もなく自由に書け、文字単価も3円と非常に好条件でした。
自分の得意分野に関する発信をブログでしておけば、それを読んだ読者から、もしかすると記事執筆の依頼が来るかもしれません。
SNS経由で仕事を受注する
筆者はあまりSNSに力を入れているとは言えないのですが、それでも、TwitterでWebライティングに関する発信をときどきしています。
ある日、フォローをしてもされてもいない方から、突然ダイレクトメッセージをいただきました。
その内容は「Webライティングに関する記事を執筆してくれませんか?」というものでした。
このようにいきなりダイレクトメッセージでスカウトされるほかにも、SNS上、特にTwitter上では、Webライティングの案件がごろごろ転がっています。
ハッシュタグ「#webライター募集」などで検索してみてください。
知人から仕事を受注する
「Webライターをしています」と友人や知人などに伝えておくと、ある日突然、記事執筆の依頼が来ることがあります。
筆者の場合は、Webライターというよりもオウンドメディアの立ち上げについての相談をもらいました。
10年以上前に1年ほど職場が一緒だったその彼からは、「フィットネス関連の事業立ち上げにあたって、Webで集客をしたいから手伝ってほしい」と依頼がありました。
内容的に、ほかの仕事を投げ出さないと対応できないほどの大きなプロジェクトだったため断りましたが、このように友人・知人から依頼される可能性も十分にあります。
直接応募する
求人SNSであるWantedly(ウォンテッドリー)には、Webライティングの業務委託などの案件が多く掲載されています。
クラウドソーシングと比較すると、記事単価や時給などの条件がいい案件が多いです。
その一方で、競争率がかなり高いため、しっかりとしたWebライターとしての経歴やポートフォリオがなければ面接にすら進むことは難しいです。
また、あなたが好きな特定のメディアがあれば、問い合わせのメールアドレスや電話番号から直接連絡し、「Webライターの募集はしていませんか?」と聞いてみる方法もあります。
たまたまWebライターを募集していれば話を聞いてくれる可能性がありますし、後日、募集が出たときに連絡をくれるかもしれません。
まずはWebライターとしてクラウドソーシングで仕事を受注しよう!
この記事では、未経験者のためのWebライターの始め方をご紹介しました。
Webライターのなり方は簡単です。まずは、 ランサーズ や クラウドワークス などのクラウドソーシングサイトに登録しましょう。そして、熱が冷めないうちにプロフィールを完成させ、いくつかの興味のある案件に応募してみてください。
返事を待っている間に、『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ』だけでも読んでおきましょう。これさえあれば、実際に仕事を受注しても、落ち着いて記事を執筆できます。
「SEOについても理解しておきたい!」というやる気のあるあなたは、あわせて『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』も読んでおきましょう。この本に書いてある内容をしっかりと理解して実行できれば、依頼者はあなたのことを初心者Webライターだとは思わないでしょう。
Webライターになるために一番必要なことは「行動力」です。いますぐクラウドソーシングに登録して本を読むだけで、あなたはもう初心者Webライターになれます。「私にできるかな?」と心配して何もしないよりも、まずはやってみて、うまくいかなかったり向いていないと思ったりするのなら、そのときはまたほかのことに挑戦してみればいいのではないでしょうか?
いま行動すれば、あなたも今日からWebライターです。